えー。
実現策としてはA案B案とがありまして。
A案の採用は、リスク面で現実的ではありません。
消去法で、取りうる策はB案となるのですが、果たして、そのデメリットを○○できるかを本日の相談事項としたく思っております。
みたいなことを書こうとしてたんです。
「メリットを享受する」
という言い回しはよく聞きますし、違和感もありません。
「デメリットを享受する」
これって違和感ありますよね。なんとなくですが、享受ってプラスのものをありがたく手にすることができるってニュアンスに思っておりまして。
ググりますわな。
享受
受けること、我が物として味わい楽しむことなどを表す語。利点、恵み、施しなどの語と併せて用いられることが多い。精神的・肉体的・物質的、道徳的・非道徳的、いずれの側面についても使用される。
引用:
https://www.weblio.jp/content/%E4%BA%AB%E5%8F%97
だよね。
プラス感あるよね。
「デメリットを享受する」
やっぱこれ、違和感あるよなーと思いつつ、こういう時は同じような使われかたをしているかどうかで検討します。
“デメリットを享受”で検索
100万件越え、と。
よくよく見ると「メリット・デメリットを享受する」みたいな感じで、メリットとセットで使われているケースもあるようなので、この検索数イコールデメリットのみが享受とセットで使われているということでもありませんが、そこそこ使われている、と。
デメリットを受け入れられるかどうかってニュアンスで「デメリットを享受する」って使うの、なんか違う気するんだよなー…。
と思いつつ、適切な言い回しを探してたどり着いた今日の言い回し。
・デメリットを容認できるか
・デメリットを受容できるか
どっちかですね。
今回は「デメリットを容認できるか」を使いました。
しかしながら…どちらも用例が少ないので、もうほんと、信じるものは自分の感性のみであります。
デメリットを享受はおかしい。
デメリットを容認の方が好き。
そういう感性。
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これ、多分、同じようなひっかかりを持った人多そう。
難しいことを考えず「デメリットを受け入れられるか」って書けばいいんですけどね。なんか、いい感じの熟語を探して使いたい思いってあるでしょ。
熟語でかっこつけたい病
かっこつけて、普通に間違ってたらスーパーださいけども。