社会人になって間もない頃、入社時研修を受けていた時に「何か質問ないですか?」みたいなことを聞かれて、誰もてを上げなくて。「じゃあ、君」みたいにしてあてられたんですよね。特に聞きたいこともなかったんですけども、「ありません」なんて芸もないなーなんて思いながら、必死に返した質問がこれでした。
「この、”慶なんとか休暇”って書いている”慶なんとか”って何と読むのですか?」
ややウケでした。
研修を受けていたのは20人くらいだったのですが、本当かどうだか、わたし以外全員読めたらしいです。
今ほど読めない・知らない漢字をすぐにネットで調べる習慣もなく、本当に読めなかったんですよね「慶弔/けいちょう」って。なんとなく「けいい」って読むのかなって思ってました。それと似たような部類で読めていなかった2つが「励行/れいこう」と「夭逝/ようせい」。「げいこう」と「ようせつ」って読んでましたね。
今でこそ読めない・知らない漢字を放っておくことってほぼないのだけれど、当時調べもせずに無知でかいた恥は今でも残っていて、時折ふと思い出すのです。
今朝ふと思い出して、そういう時にまた尚のこと、習慣の強化が図られると。