「俚言俗語」と「雅俗折衷」

「あースラングだねー,それー」

Slang/スラング
改まった場面で用いられない品のない言葉。 広く知られている言葉も含む。 特定のエスニック集団、職業、年代、生活環境、生活様式、趣味、嗜好を共通にする集団の中でのみ通用する隠語、略語、俗語のこと(本項で詳述)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0


英語の勉強をしているとそういうことがちょこちょこある。スラング一覧なんかはググるとうなるほど出てくるので気になったら是非参考にしてみて欲しい。
ちなみに好きなスラング…というか方言というか…は断トツでこれ。

No worries mate.
G’day mate.

オーストラリアで道歩いてたら,ソーシャルワーキングで掃除しているような感じの,ご機嫌なおじさんにそうやって声掛けられることがしばしばあったんですよね。思い出すとほのぼのする。

で,スラングって日本語だと「俗語」だと思っていたのだけれど,ついこないだ何かの記事を見ていて出てきた単語が「俚言」。これもスラング的な意味らしい。そしてそれをつなげた四字熟語が「俚言俗語」。

俚言俗語
ふつうの生活の中で使われる、普段使いの言葉。
「俚言」と「俗語」はどちらも世間で使われる、普段使いの言葉のこと。

https://yoji.jitenon.jp/yojim/6250.html

で,なぜか俚言俗語を検索してみるとディスクリプションに全く違う意味が出ていたので,少し調べてみると,これは「雅俗折衷」の要約だった。

雅俗折衷
上品で趣があることと、下品で低俗なことを取捨して使うこと。
または、小説の文体の一つで、雅語を文章に使い、文章中の口語に俗語を使うこと。

https://yoji.jitenon.jp/yojih/3858.html

口語で丁寧語と俗語をわざと織り交ぜて「雅俗折衷でしゃべっとりますんでー」なんて。
こっちの方が使えそう。