「カウンターパート」となる外務官とほにゃらら

「カウンターパート」って良く見聞きする。

例えばパッとすぐ出てくるコピペしてよさそうな資料だとこんな感じ

平成27年度人事院政策評価結果

特に外交を語るシーンでよく見るようにに思う。
なんとなく「相手方」って意味合いでとらえていたのだけれど,今日見たこの記事で,ちょっと捉え方を是正した。

大辞泉2版は「対等の立場にある相手」という説明を載せており、質問文のケースでは大統領補佐官に相応する格・地位の官僚、ということになります。

https://mainichi-kotoba.jp/enq-343

例えば国防に関する極めて重要な交渉事をする際に,日本方は外務大臣がテーブルについているのに,相手方は決定権を持たない秘書の補佐だったりする場合は,カウンターパートと適切なやりとりを行えていないって見方ができると。こっち首相なのにそっち外務大臣!?みたいな論調はちょこちょこ見る

しっかりした記事で「カウンターパート」との交渉がはじまった,なんて書き方がなされている場合は,敬称だけで相手の格がわからなかったとしても,対等な立場で交渉ができているのかなーという目安にすることができる。逆に,敬称から格下であることが明確であるにもかかわらず「カウンターパート」として表現されていたりする場合は,その出来事を大げさに報道したいというおべんちゃら記事である,すなわち日本方の肩を持とうとしている記事であるという判断…というか邪推というか,深みというか,そういう見解を持てたりする。

この辺のキーワードを参考に「カウンターパート 外交」。