「ワクチン接種でアナフィラキシーが……」って記事をちらほら見かける。ワクチン接種と集団免疫の獲得の関係性,得られるメリットとデメリットの効用等々,その良し悪しを判断するには知識に欠けるので素人が口を出すには少々危険だけれど,リスクのある行動の是非について,個々人が納得感のある判断をするにあたっては「アナフィラキシーという症状もある」という事実を知ることは非常に重要である。
小難しい話はおいておいて,「アナフィラキシーショック」という言葉をハンター×ハンターという漫画で知った人って多いと思う。ハンター試験中にクラピカが言う。
傷口からみて 凶器はシビレヤリバチだろう
ハンター×ハンター 4巻 31話
死因はおそらくアナフィラキシーショック
【アナフィラキシーショック 一度ハチに刺されると人間の体にはそのハチ毒に対する抗体ができる 抗体をもつ人間が再び そのハチに刺されるとアレルギー反応を起こす この反応の激しい状態をアナフィラキシーショックといい 場合によっては死に至る】
オーストラリアはナラコートという郊外のワイナリーでバイトするときに,雇い主に「anafirakicyは大丈夫か?」的なことを強い方言で聞かれた時も,このアナフィラキシーだけ聞き取れて上手く返答できたことを覚えている。
知識を仕入れた場所が漫画だと,その活用された場所って妙に印象に残るもの。