「BMI」って割と無自覚に,体脂肪率的な何かをあらわす指数なんだろうなーって捉えていて何の略称にまで興味を持っていなかった。
Body Mass Indexの略らしい。
ボディマス指数(ボディマスしすう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%8C%87%E6%95%B0
体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。一般にBMI (Body Mass Index) と呼ばれる。計算式は同一のケトレー指数 (Quetelet Index) またはカウプ指数 (Kaup Index) は、主に乳幼児に対して呼ばれる[1]。ローレル指数(Rohrer Index)は、学童の肥満の程度を表す指数。主に学童に対して用いられる[2]。
BMI=w/(h*h)で算出し,上記表に沿って状態をあらわす。
w=体重(kg),h=身長(m)
体重70kg,身長180cmであれば,BMI=70/(1.8*1.8)=21.6
数値化されると状態を把握できるだろうし,コントロールしようとモチベートされるだろうし,その有用性に一定の理解はある。特に何か疾患があって体脂肪が増えすぎたり,減りすぎたりする人にとってはこういった指標はとても意味のあるものである。
しかしながら,多数の健康体の人にとっては適度に運動して,節制していれば大抵普通体重に収まるにもかかわらず,数値をコントロールすることにばかり目が行き,増えたから食を減らそうだとか,減ったから少し食べても大丈夫だとか,その数値自体に一喜一憂して,そもそもの生活習慣を見直すことに目を向けないようなタイプが多いように見えていて,指標がある種の弊害となっているような気もしている。
要はBMIが高すぎる人も低すぎる人も,たいていそのことを自覚しているだろうから,数値を見るまでもなく生活習慣を改めるよう節制すればいいのにって。指標があるがために自分に甘くなってしまう原理ってあると思う。