もうまた「不定愁訴」じゃん

「なんか歯がいたい」
「歯茎がちょいちょいうずく」
「ブリッジの調子がわるいー」
みたいな事をうだうだ言うてる人がいて,医療従事者が笑いながら言ったのがこれ。

「でたでた,不定愁訴じゃん」

なになにその言葉!!!ってすぐ食いついてググるよね。

不定愁訴(ふていしゅうそ)は、臨床用語で、患者からの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指す。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%AE%9A%E6%84%81%E8%A8%B4

言葉一つで入院中の患者さんと看護婦さんとのやり取りがありありと目に浮かぶ。
自分の中で言葉にならない概念がちゃんと言葉になっていて,それと出会えたまたひとつ。